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癌の治療費

父の闘病生活が始まってから1年以上が過ぎました。
癌保険に入っていなかった父は通常の入院保険のみでした。

この入院保険、いろいろ制約があるのをご存じですか?
もちろん入院してから何日かしないと支払われなかったり、日数制限があったりします。

父の場合、日数制限があり、これだけ長く入退院を繰り返した結果、
年末で支払いがストップしました。

5月から始まり8月上旬に退院。
その後は1ヶ月間隔で2週間ほどの入院。
限度額とかではなく日数制限に引っかかってしまいました。
父の保険は同じ病名で完治しない場合入院は180日し支払われません。
よって年末の入院でストップしたわけです。
しかも通院は対象外。

1回の入院内容は抗癌剤投与と検査。
この入院で掛かる費用はだいだい20万くらい。
その間の雑品代も掛かります。
通院の時の治療費は薬代込みで1〜1万5千円くらい。
月の支払いは22万です。
収入が無いわけですから、バカにならないですよ。
我が家は貯金で対応していますが・・。
子供が自立しているからでしょう。
これでまだ子供の教育費などが掛かる頃だったら、かなり頭が痛いところです。
仮に自立していても貯金が無いという家もあるかもしれません。

この毎月の治療費は健康保険を使って支払われていますが、高額治療費の場合その何割かが戻ってくるという制度があることをご存じですか?
高額治療費請求

市町村区で申請すればいくらか返還される制度です。
2008年4月の改正で返還率が変わりましたが、使わない手はないです。
高額治療になったら自動的に資料を送付してくれる市町村もありますが
この場合は前払いですので、支払った2・3ヶ月後に資料が届きます。

長期の入院になった時、毎月治療費を払うことが難しい場合は事前に申請すれば減額された金額を病院に支払うこともできます。

詳しくはお住まいの市町村の窓口に聞いてみてください。

それでも返還金額はそんなに大きな額ではありませんから、やっぱりいざという時の保険は考えておいた方がいいのかもしれません。

保険会社は選んで

先日父の治療費について報告した。
本当に入院日数、退院後の通院を考えると保険はよく選ばないといけない。

TVのCMで癌を患った人が外交員になって保険を勧めているというものがあった。
本当にその当事者だけが分かる辛さが伝えられると思う。
あのCMは正しいとさえ思う。

いざという時の保険。
保険といっても世の中にはいっぱいある。
日本の会社、外資系の会社。
父が病気になって、私は保険のことを調べた。

入院費、通院費、手術費、検査費。
ポイントは検査費と手術費。
これが高いんですよ。
入院するベッド代や食事代はたいしたことない。
病院にもよるけど、大部屋なら10,000円前後。

癌に限らず、内臓の手術費は高い。
父の病院で入院していた患者さんの話を聞いてもみんな高い。
とある話では心臓の手術で1週間ほど入院していた患者さんの請求額は100万ちょっとだったそうな。
しかも保険(社会保険か国民保険かわからないけど)使ってるのに。
同じく、糖尿で緊急入院した患者さんも10日ほどで30万弱。
入院当初の検査費が高いから初回の費用が嵩むです。

100万ってすぐ用意できます?
貯金って大切ですね。

保険で癌と分かったら、一時金が出るところがあります。
そういった保険に入っておいた方がいいですね。

自分は癌家系じゃないからって大丈夫だと思ってませんか?
私も思ってました。
母方も父方も癌で亡くなった人はいません。
しかもみんな長生きだし。

世の中食生活も環境も変化しています。
自分は家系じゃないなんて安心できないのかもしれません。

癌の治療費

癌になると当然心配になるのがその治療費。
父のように長期入院となるとその費用は莫大である。

父は65歳。
もう定年をとうに迎えている。
家族は母と子供2人(1人は私)
私には兄がいるが、とっくに結婚して家族がいる。
もう子供の為に掛かる費用とか心配しなくていい。
父はもう養う必要が無い。
しいて言えば母と自分の分の生活費のプラスαだけでいいのだ。

父は仕事が趣味のような人だったから、定年を迎えた翌日から同じ会社でアルバイトとして働いていた。
もともと体に持病を持っていたから、本当に趣味程度。
でもそのお金は全て家に入れていた。

そのお金が今は入ってこない。
父の年金は正直大した額じゃない。
母はいたっては、まだ年金受給年齢に達していない。
そんな我が家の家計は当然苦しくなる。

収入が無い上に治療費が嵩む。
でも体が丈夫じゃない父に何かあったらと、貯金をしていた母。
今はその貯金でまかなっている。
私は社会人10年戦士。
貯金も収入もそれなりにあるが、母はそれを全くあてにしていない。

「それはお前の為のお金。お前がこの先何かあったら使う為に取っておきなさい」

凄い母だと思う。
さらに、定年後働き続けた父の収入で保険も掛けていた。
月何万円もの保険(持病があるので保険料が高い)
なので、治療費のことも生活費のことも心配しないでいいそうだ。

母曰く「保険はお守りみたいなもの。使わないで済んだら本当はいい。お墓と一緒よ」

母の凄さを今更ながらに知った娘でした。
そして保険のありがたみを感じた娘です。

今までに掛かった費用は経費込みで200万円弱。
それまで仕事をしていた父の収入を考えたら、我が家の家計は300万円近くマイナス。
これでも手術をしていない父の場合だから癌の治療費としては安い。
手術をして、その後の化学療法だともっと掛かるのでしょう。
もちろん手術する部位にもよりますが。
保険はまだおりていない。
貯金があったからいいけれど。
これが無かったら?

いざという時の貯金と保険の大切さを知った。

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ある日・・父が食道癌に侵された・・。 父と共に病気と闘う家族の日記。